就職しなければいけないけど、やりたいことがわからない。
やりたいことがわからないから就活もやる気がしない。
そんな悩みを抱えている既卒の方のために、「やりたい仕事がわからない」時の対処法について解説します。
1:「やりたくない仕事」を明確にする
やりたいことを見つけるのは難しくても、「やりたくないこと」であれば簡単にわかるはずです。
たとえば、
- 単純作業のような仕事はやりたくない
- 飛び込み営業はしたくない
- 残業が多い、休日出勤が多い仕事は嫌
といったようにやりたくない仕事、したくない働き方であれば簡単に明確になると思います。
「やりたくないこと」をやらずに済む仕事に就く
「やりたくないこと」を明確にして、その条件に当てはまらないような仕事に就く。
つまり「やりたくないこと」をやらずに済む仕事に就くのです。
もちろん「やりたい仕事」ではないので、楽しさややりがいといったものはないかもしれません。
それでも、やりたい仕事を探し続けて、フリーター・ニートのまま歳を重ねる人生よりはいいはず。
とりあえず就職しておく
とりあえず正社員として就職しておけば、社会人経験や社会人としてのマナーを身につけられます。
やりたいことが見つかった時も、ニート・フリーターよりは、社会人経験とビジネススキルがある方が転職もしやすい。
「そろそろ就職しないと本当にやばい」という方におすすめの対処法です。
2:とりあえず興味のある分野の仕事に就く
やりたい仕事については、はとりあえず隅に置き、興味のある分野にかかわれる仕事に就いてしまう。そんな対処法です。
映画やゲーム、小説、音楽、ギャンブルなど興味がある分野、趣味に関連する分野の仕事に就くのです。
そのほうが、安定性や知名度などを優先して興味がない・つまらない仕事に就くよりはいいでしょう。
仕事から得られる満足度が高くなります。
興味がある分野へのかかわり方はたくさんある
ゲームが好きならゲーム会社
音楽が好きならレコード会社
読書が好きなら出版社
といったように「興味がある分野の仕事に」というと、簡単に思いつく仕事を選びがちです。
しかし興味がある分野にかかわれる仕事は無数にあります。
たとえば音楽が好きという場合、レコード会社以外にも
- ネットで音楽配信を行っている会社
- ネットで音楽関連情報を配信している会社
- 音楽雑誌の出版社
- 音楽イベント開催している会社
- アーティストのグッズを販売している会社
といったように音楽関連の業種はたくさんあり、音楽にかかわれる仕事はたくさんあります。
音楽に限らず、ゲームや映画であってもかかわり方は無数に。
興味のある分野の仕事に就くなら、視野を広げていろいろな仕事に目を向けるべき。
どんな仕事があるのかわからないという場合は、
- 業界地図を見る
- エージェントに相談して仕事を教えてもらう
などの方法で、仕事を探すようにしましょう。
※就活相談ができる就職エージェントについては以下の記事で解説

3:就職エージェントを活用してやりたい仕事を見つける
就職エージェントを使うと、次の2つのことが可能になります。
- 適職診断を受けられる
- キャリアアドバイザーのカウンセリングを受ける
ネットや本の情報を参考に、自力で「やりたい仕事」を探すよりは効率的です。
適職診断を受けてやりたい仕事を見つける
既卒向けの就職エージェントでは、独自の適職診断を受けさせてもらえる場合が。
もちろん無料です。
他では受けられない特別な適職診断であることもあり、やりたい仕事や向いている仕事が明確になる可能性もあります。
キャリアアドバイザーのカウンセリングを受ける
さらに就職エージェントでは、キャリアアドバイザーのカウンセリングを受けることができます。
キャリアアドバイザーはさまざまな業界、仕事に関する知識をもっており、多くの既卒者の就活をサポートした経験を持つプロ。
あなたの性格や興味、これまでの経験から、やりたい仕事、向いている仕事を教えてくれるでしょう。
やりたい仕事探しにおすすめの既卒専門就職エージェント
他社の10倍時間をかけてサポートしてくれる既卒専門の就職エージェント。徹底した個別サポートで、向いている仕事を提案してくれたり、やりたい仕事を探す手伝いをしてくれる。
4:「やりたい仕事」がわかるまでいろいろなことに挑戦してみる
家でじっとしてネットをしていても、同じアルバイトを続けていても、やりたい仕事はわからないままです。
現に、これまでやりたい仕事がわからなかったわけです。
同じことを続けていても、やりたい仕事はわからないまま。
やりたい仕事を見つけるためには、いろいろなことに挑戦してみましょう。
とりあえず就職して、仕事を経験してみる
まずはとりあえず、興味のある分野にかかわれる仕事に就職してみるのです。
実際に仕事を経験してみれば、その仕事がやりたい仕事なのかどうか、全然やりたい仕事ではないのかがわかります。
やりたいことではなかった場合、転職や異動などで仕事を変えるようにしましょう。
いろいろな仕事を経験することで、
どんな仕事が自分は好きなのか、嫌いなのか?
どんな仕事が自分には向いているのか、向いていないのか?
これらのことがわかるようになってきます。
とりあえず一度、仕事を経験して、仕事そのものを学び、仕事に対する自分のなりの判断基準を持つのです。
今すぐにやりたい仕事に就くことはできないかもしれません。
やりたい仕事が見つかるのは5年後、10年後かもしれません。
それでも今のまま既卒を続けるより、とりあえずでもいいので、何かに挑戦するほうがいいやりたい仕事が見つかる可能性は高まるでしょう。
5:「やりたい仕事」はないとあきらめる
「そもそもやりたい仕事なんて存在しない」とやりたい仕事を見つけることをあきらめて、とりあえず無難な仕事に就職する、という対処法です。
やりたい仕事が誰でもあるとは限らない
やりがいを感じることができて、毎日会社にいくのが楽しい。
そんな「やりたい仕事」というものが存在するはずだと誰もが思っています。
しかし本当にやりたい仕事というのは、誰にでも存在するものなのでしょうか。
存在するとしても、仕事を経験していない既卒やフリーターが、簡単に見つけられるようなものではないでしょう。
立派なビジネスパーソンでも、やりたい仕事がわかっていない
「やりたい仕事がわからない」という悩みは就職を目前とした就活生や既卒者に限ったものではありません。
立派に働くビジネスパーソンも持っている悩みです。
だからこそ書店にいけば「天職探し」「やりたい仕事探し」などの本はいつでも山ほど売られているのです。
もし、やりたい仕事が簡単に見つかるものであれば、誰も「やりたい仕事がわからない」などと悩まないでしょう。
書店の「天職」「やりたい仕事」に関する本も売れないでしょう。
しかし実際は真逆。
仕事をある程度経験した、立派なビジネスパーソンですらやりたい仕事がわかっていないのです。
仕事を経験したことがない、20代の既卒やフリーターが簡単に見つけられるはずがありません。
つまり、やりたい仕事はそんな簡単に見つかるものではないのです。
とりあえず無難な仕事に就職する
やりたい仕事は簡単に見つかるものではない。
ならばやりたい仕事を探すのは時間のムダ。
そもそもやりたい仕事なんて見つからないとあきらめて、つらくない仕事、一生続けられそうな無難な仕事に就くのです。
とりあえず就職しておけば、
- 会社員という肩書き
- 毎月安定した給料
- 社会人マナーと基礎知識
などを手に入れることができ、無難な人生を歩むことができます。
やりたい仕事を探し続けて、無職のまま取り返しのつかない年齢になってしまうより、よほどましな人生になるでしょう。
さいごに:思い切って就職することも大切
就職を控えた人のみならず、実際に働くビジネスパーソンでも、「やりたい仕事」というものを探しています。
運よく「やりたい仕事」だと思える仕事を見つけられる人もいれば、見つけられないけど「仕事は生活のため」と割り切って働く人もいます。
もちろん「仕事は生活のため」だと割り切って働くことが良いというわけではありません。
しかし、いつ見つかるかわからない「やりたい仕事」を探し続けて、大切な人生を浪費するのも良いことではありません。
ときには「やりたい仕事は簡単に見つかるものではない」と割り切り、思い切って就職すること大切です。
無難な仕事を探すなら就職エージェントを使う
割り切って就職するにしても、ブラック企業やまったく興味のない仕事、忙しい仕事は避けたいものです。
できれば、しっかり休みがもらえて、それなりに安定した仕事に就きたいものです。
ではどうやってそのような無難な仕事を探せばいいのか?
おすすめの方法は既卒・フリーター専門の就職エージェントを使うこと。
既卒専門の就職エージェントのなかには、優良企業だけを紹介してくれるものがあります。
たとえば、
は厳しい基準で企業を選別。既卒が安心して就職する企業だけを紹介してくれます。
このようなエージェントを使えば、簡単に無難な仕事に就職すること可能なのです。
さらに企業に推薦してもらえたり、内定を獲得するためのアドバイスをもらえたりもするので、就職するなら既卒専門のエージェントを使うべきです。
