「御社の社風が気に入りました!」という志望動機が評価されない理由とは?

面接時のマナー
「御社の社風が気に入ったので志望しました」といった志望動機を語るのはおすすめできません。

なぜなら社風というのはとても漠然としたもので、具体的に「○○な社風」といったように言葉にするのは難しいからです。

同じ企業の社員であっても、自社の社風の捉え方は様々です。そのため「社風」がどうのこうのと面接で伝えても、面接官には響かないのです。

「社風が気に入った」という志望動機は言うべきではない

「社風が気に入ったので」という志望動機は一見、何も問題ないように思えますが、冒頭でも説明したように「社風」というのはとても漠然としたものです。

そのため、社風が気に入ったという志望動機を一次面接で言ってしまうと「なんで、うちの会社の社風を知っているの? うちに会社についてそんなに詳しく知っているの?」と面接官に思われてしまう可能性があります。

面接が二次、三次と進んでいくと、会社の人と接する機会も増えますし、その会社についての理解も深まっていくので、社風について言及して問題ないかもしれません。しかし一次面接で社風について言及するのは、違和感があるので、止めておいた方がいいでしょう。

会社のホームページや社長メッセージ、経営理念、社内の風景写真などを見れば、何となく社風のようなものは把握できます。また、求人サイトでは「○○な社風です!」といったようなキャッチコピーを見かけることもあります。

しかし、そういった薄っぺらい情報だけで「御社はこんな社風ですよね。その社風が気に入ったので志望しました!」と言ったところで、大して面接官の印象に残らないのでしょう。

「御社の社風を教えてください」と質問する場合も注意が必要

社風というものは、そもそも社員もよく分かっていません。

そのため「御社の社風を教えてください」と質問したところで、「何を知りたいんだろう? 社内の雰囲気を知りたいのかな? それとも当たり障りのない質問したのかな?」と思われてしまいます。

恐らく、社風について質問をする人は、あまり何も考えず「とりあえず何か質問したほうがいいだろう」と思っているのでしょう。しかし面接官からすれば、回答に困るどころか、配慮のない質問にカチンとくるかもしれません。

会社の社風や職場の雰囲気、会社のマインドのようなものについて知りたいのであれば、もう少し具体的な質問をしなければいけません。

例えば、

「御社は協調性を重んじる和気あいあいとした会社なのか、それともバリバリ働く体育会系の会社なのか、どちらか教えていただけますか?」
「挑戦を応援する会社、とホームページにありましたが、実際に働いていて挑戦させてもらったと思う経験がありましたら教えてください」

といったように、具体的な質問をすれば、印象が悪くなることもないでしょう。

志望動機についても、上記のように具体的な言葉で述べると、面接官も納得してくれるはずです。

※その他、面接に関することは以下のページでも解説しています。是非ご一読いただければと思います。

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