既卒がベンチャー企業に就職するメリット・デメリット【全解説】

ベンチャー企業とはどんな環境なのか?

ベンチャー企業に就職するとどんなメリットがあるのか?
逆にどんなデメリットがあるのか?

ベンチャー企業には興味があるけど、その実態がわからないという既卒の方もいると思います。

そこでここでは既卒の方がベンチャー企業に就職するメリットとデメリットを紹介。

優良ベンチャー企業を探す方法も解説しているので、参考にしていただければと思います。

ベンチャー企業に就職するメリット

入社1年目でいろいろな業務を経験できる

いろいろな業務ができる

大企業だと、経験できる仕事の幅はかなり狭まります。部署、課によって細分化されたうちの1つの仕事に携わることに。

  • 経験できる業務の幅が狭い
  • 身についたスキルがその企業でしか通用しない

大企業で身につけた経験・スキルが他の企業ではまったく使えないもので、「転職しようと思ってもどこも採用してくれない」ということもあります。

一方、ベンチャー企業では1年目から幅広い業務を経験可能です。

たとえば社員7人のスマートフォンアプリをリリースする企業に、企画や宣伝、スケジュール管理などの業務を行うディレクター職として就職したとします。

アプリの企画やスケジュール管理が以外にも、人事として採用に活動を行ったり、デザイナーの仕事を行ったりさまざまな業務を任されることに。

社員が少ないベンチャー企業では、それが当たり前。

1年目からいろいろな仕事が経験できる

ベンチャー企業は社員が少ないので、入社初日から、先輩の教えとともに実際の業務に携わります。

大企業のように半年や1年も費やしてダラダラ座学の研修をやっている時間はありません。

1つの仕事を覚えたらすぐに次の仕事。といったようにどんどん新しい仕事を経験できます。

もちろん業務の量はもちろん多くなります。忙しくて、頭がパンクしそうになることもあるでしょう。

しかし、あまざまな業務を同時に、入社1年目から経験できるのはベンチャー企業ならでは。

一度経験してしまうと大企業の仕事が遅くて退屈に感じてしまうはず。

既卒になってしまった遅れを挽回し、さらに新卒で大企業に入社した同期よりも圧倒的に成長できるでしょう。

会社運営の仕組みがわかる

ビジネスを学べる
少人数のベンチャー企業では、部署・事業が少ないため会社運営の仕組みを理解できます。

たとえばスマートフォンアプリを作る会社の場合、

  • プログラマー、デザイナーなどの人を雇う
  • スマートアプリを作る
  • 収益化の方法を考える
  • アプリをリリースする
  • 広告を打つ
  • カスタマーサポートをする
  • アプリを更新する

といった流れでスマートアプリから売上を出しているということがわかります。

また人件費や広告費、オフィスの家賃など、会社運営に必要である細かい費用についてもわかるようになり、会社運営の全体像が理解できるのです。

組織が大きく、部署や収益源が多い大企業では、企業のお金の流れが見えづらいもの。

企業がどのように運営しているのかといったことはわかりません。

一方ベンチャー企業では、働いているだけで会社運営の仕組みがわかるのです。

「将来、起業したい」「フリーランスになりたい」という既卒の方であれば、会社運営の仕組みを学べることは大きなメリットになるはず。

経営者視点を学べる

「できるビジネスマンは経営者視点を持って仕事に取り組んでいる」といわれています。

大企業であれば、自分が担当する業務なんて些細なもので何より社長は雲のうえの存在です。

そんな環境で経営者視点を持とうと思っても無理な話です。

しかしベンチャー企業の場合は違います。

担当している業務の規模がわかる

企業規模が小さいので、自分が携わっている業務が全体のどのぐらいの割合を占めるものなのか、どれぐらい利益を出している業務なのかを簡単に把握できます。

重大ミスをしたらどれぐらいの損出が出るのか?
逆に前年の10%利益を増やした場合、どれぐらい儲けが増えるのか?

といったことが明確にわかるので、自然と経営者に近い視点で会社を俯瞰できます。

社長との距離が近いから社長の考えがわかる

社長は常に同じフロアーにいますし、一緒にランチに行くことも頻繁にあります。

社長の距離が近いので「企業の状況」「これからの戦略・経営方針」を聞けたり、それに対して意見を求められたり、議論を交わしたりすることは当たり前。

自然と経営者視点を持てるように。

大企業では決してできない経験ができるのです。

裁量権の大きい仕事を任せてもらえる

裁量権とは、業務の進め方や業務の完了などを決める権利のこと。簡単に言うならば仕事を自由に進められる権利のようなものです。

「裁量権を持って仕事をしたい」という理由で転職する人がいるほど、「裁量権」はやりがいを感じるうえで重要です。

大企業であれば、3年目くらいになるか、もしくは役職がつくまで、仕事の裁量権がほとんどありません。上司の指示に従うことが仕事ともいえます。

一方、人が少なく仕事が多いベンチャー企業では、入社1年目であっても仕事に慣れると裁量権を持たせてもらえます。

仕事の進め方はすべて自分で決める、
最終チェックだけ上司にもらう、という流れで仕事ができるようになるのです。

細分化された雑用のような仕事を毎日やらされるよりは、当然やりがいは大きくなります。

ベンチャー企業に就職する圧倒的なメリットだといえるでしょう。

ベンチャー企業に入社するデメリット

忙しい場合がある

「ベンチャー企業は忙しい」というイメージを漠然と持っている方もいると思います。

たしかにベンチャー企業のなかには、残業・休日出勤が当たり前の企業があります。

仕事の量が多いにもかかわらず、人が少ない。それにもかかわらずさらに人が増えてくる。

そんなベンチャー企業は当然忙しくなり、定時という概念が存在しない場合も。

しかし忙しいのはほんの一部で、すべてのベンチャー企業が忙しいというわけではありません。

大企業と同じような勤務体系の企業や、むしろリモートワークが許されていたり、誕生日休暇があったり、大企業よりも働きやすいベンチャー企業も増えてきています。

ベンチャー企業だからといって、必ずしもハードワークを覚悟しなければいけない、というわけではありません。

「ベンチャー企業には興味あるけど、忙しいのは嫌」という方は、平均残業時間や社風などを調べたうえでベンチャー企業を選んでみてください。

組織が未整備

創立3年ぐらいのベンチャー企業に見られる特徴ですが、組織が未整備な場合があります。

  • 業務マニュアルが存在しない
  • 人事部、経理部が存在しておらず一般社員がそれらの業務をこなさなければいけない
  • 経費の処理、業務に必要な備品の準備、健康保険、雇用保険などの申請を自力でしなければいけない

などなど大企業とは勝手が違う面も多々あるのです。

「いろいろな仕事を経験できる」と捉えることも可能ですが、大変さを感じることも。

大企業よりも潰れるリスクが高い

大企業であっても、潰れるリスクはありますが、やはりベンチャー企業の方が倒産するリスクは高いです。

大企業であれば複数の事業が収益源となっているため、1つの事業がなくなってもすぐに潰れることはありません。

しかしベンチャー企業は、1つ、2つの事業しか存在しない場合がほとんど。その主力ビジネスから収益を上げられなくなった場合、会社の存続は危うくなります。

もちろん採用活動を行っている企業であれば、ある程度の事業が軌道に乗っている証拠なので、入社後、すぐに潰れることはないでしょう。

ただし3年後、5年後、10年後となると話は別です。

やはりベンチャー企業に入社するなら、潰れるリスクが高いことは覚悟しておくべきです。

ただし、ベンチャー企業でしっかりと経験、スキルを積んでおけば、会社が潰れたとしても転職先に困ることはないはず。

ベンチャー企業といってもいろいろある

ベンチャー企業といって様々
ベンチャー企業のメリット、デメリットを一通り紹介してきましたが、あくまで一例です。

忙しいベンチャー企業もあれば、忙しくないベンチャー企業もあります。

あまりいろいろ仕事を経験させてもらえないベンチャー企業。

ベンチャー企業といいつつ、すでに大企業のような安定運営をしてしまっているベンチャー企業もあります。

ベンチャー企業といってもいろいろです。

ベンチャー企業に就職しようと考えている方は、業務内容や社風、社員の価値観、忙しいのかどうか、といったことをしっかり確認するようにしましょう。

既卒でも就職できる優良ベンチャー企業を探す方法

優良ベンチャー企業を探すもっとも手っ取り早い方法は、既卒専門のエージェントを使うことです。

既卒専門の就職エージェントを使う

就職エージェントとは、無料で以下のようなサポートを受けられるサービスです。

■既卒専門の就職エージェントで受けられるサポート

  • 既卒が就職できる企業を紹介してくれる
  • コンサルタントから面接、書類、就活のアドバイスをもらえる
  • コンサルタントが就活の相談に乗ってくれる

就職エージェントを利用して、「ベンチャー企業に就職したい」と希望を伝えると、既卒が就職できるベンチャー企業を紹介してくれます。

またエージェントのなかには、独自に優良企業を厳選しているものがあり、それを利用すれば優良企業だけを紹介してもらえます。

優良企業だけを厳選しているエージェント

ウズキャリ
大企業からベンチャー企業まで幅広い求人がある。

離職率が高くないか、社会保険は完備されているか、若手の成長にふさわしい環境か、過去に入社した人から悪い評価・評判を受けていないかなどの基準でブラック企業を除外。

また他社の10倍、時間をかけてサポートしてもらえる。

第二新卒AGENTneo
既卒専門の就職エージェント。大企業からベンチャー企業まで幅広い求人がある。実際に訪問し職場の雰囲気や働く環境をチェック。

社会保険がない、
離職率が高い、
若手を育てる環境がない、
などの企業は除外したうえで、優良企業だけを紹介してもらえる。

独自に研修を実施しており、入社前にビジネスマナーや社会人に常識をなどを学べる。「早く一人前のビジネスパーソンになりたい」という方におすすめ。

JAIC
既卒、20代フリーター専門の就職サービス。

社員が短期間で大量に辞めていない、
ビジネスモデルがしっかりしており安定している、
未経験者を2~3年かけて育てていこうと考えている、
すぐに成果を求められないコツコツ型の人でも頑張れる。

このような企業だけを紹介してもらえる。

またベンチャー企業の求人ももちろん紹介してもらえる。